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ダイムラーの巨大なEV電池投資、LGのEV電池事業は2018年第4四半期に初黒字予定、現代自動車グループのEV販売台数は急増、毎週テスラのモデル3の3000台以上が輸入される予定、カリフォルニア州内のEV販売台数が50万台を突発、中国:11月の新車販売数が14%下落、NEV販売数は38%上昇、社説:軽トラックのEVが必要

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こんにちは!こちらは週刊EVニュース、2018年12月14日、エピソード6番です。

今週のニュースは:
※ ドイツ:ダイムラーの巨大なEV電池投資:2030年まで2.5兆円分の調達
※ 韓国:LGのEV電池事業は2018年第4四半期に初黒字予定
※ 韓国:現代自動車グループのEV販売台数は急増
※ ベルギー:来年2月以降、毎週テスラのモデル3の3000台以上が輸入される予定
※ 米国:カリフォルニア州内のEV販売台数が50万台を突発
※ 中国:11月の新車販売数が14%下落、NEV販売数は38%上昇
※ 社説:軽トラックのEVが必要

週刊EVニュースは日本初、日本唯一の電気自動車ニュース番組です。私は軽井沢に住んでるケビン・マヤソンです。世界の電気自動ニュースを紹介します。そして、自分なりに解説したいと思います。

週刊EVニュースは毎週金曜日にアップします。このポッドキャストはアップルポッドキャスト、スポトイファイ、キャストボックスなどの人気ポドキャストアプリで聴取可能です。または、evnews.jpでも聴取できます。

それでは、始めましょう。

※ ダイムラーの巨大なEV電池投資:2030年まで2.5兆円分の調達

最初のニュースはドイツからです。ドイツ大手自動車メーカー、ダイムラー社が2030年まで約2.5兆円分のEV電池セルの調達を11日に発表しました。今回の購入予定はバッテリーのセル部分に関する発表です。一台の電気自動車のバッテリーパックに複数のセルが必要です。さらに、バッテリーパックの為に同社は約1300億円を8ヶ所のバッテリーパック工場ネットワークを世界中構築する予定です。

2022までダイムラーが全ポートフォリオの車を電動化します。これは純粋な電気自動車からマイルドハイブリッドまで、全種類の自動車を含みます。130種類の乗用車になる予定です。また、バン・トラック・バスの電気自動車も予定しています。

Daimler: Daimler buys battery cells in a total volume of 20 billion euros
https://www.daimler.com/innovation/case/electric/battery-cells.html
EV News Daily: Daimler Drops 20 Billion Euros On Battery Cells
https://www.evnewsdaily.com/2018/12/12/12-dec-2018-daimler-drops-a-cool-20bn-on-batteries-self-service-tesla-rental-and-california-races-past-500k-evs/
The Driven: Daimler prepares for EV revolution with $A31bn battery order
https://thedriven.io/2018/12/12/daimler-prepares-for-ev-revolution-with-a31bn-battery-order/

※ LGのEV電池事業は2018年第4四半期に初黒字予定

次のニュースもバッテリー関連です。英国EV News Dailyの報道によると韓国バッテリー大手LGの電気自動車電池事業は今年の第4四半期で黒字化されます。今までの初めての利益になります。韓国の市場アナリストによると予測より早く電気自動車用電池の需要が増加しました為に事業の黒字化が今回の四半期で実現できる見込みです。

本来、LGのEV車載電池事業は長期的なプロジェクトになる予定でした。将来は大きな利益は期待されたが、予想より遥かに早めに黒字化されたとのことです。

EV News Daily: LG Chem’s Ev Battery Business Expected To Become Profitable In Q4
https://www.evnewsdaily.com/2018/12/12/12-dec-2018-daimler-drops-a-cool-20bn-on-batteries-self-service-tesla-rental-and-california-races-past-500k-evs/
Just-Auto: LG Chem's EV battery business expected to become profitable in Q4
https://www.just-auto.com/news/lg-chems-ev-battery-business-expected-to-become-profitable-in-q4_id186105.aspx

※ 韓国:ヒュンダイ自動車グループのEV販売台数は急増

次のニュースも韓国のニュースです。現代自動車グループのヒュンダイとキアのEV販売台数が2018年1月から11月の間、昨年の同期間より2倍以上に急増されたことが発表されました。

ヒュンダイグループの電気自動車は最近大きいな話題を及んでいます。特にヒュンダイの「コナ・エレクトリック」、キアの「ニロEV」のコンパクトSUVタイプが良い評価を受けています。両方とも64kWhのバッテリーをもっています。

来年発売噂の新型60kWhの日産リーフと同様な電池キャパシティです。今後、よく比較されると思われます。

米国のEPA基準によるとコナの走行距離は415キロ、ニロは384キロです。ところで、現モデルの40kWhのリーフのEPA一回充電の走行距離は243キロです。米国のEPA基準はリアルワールドの走行距離と一番近い基準と言われます。日本の元のJC08より遥かに現実的です。そして、国内のWLTP新基準がJC08とEPAの間くらいです。

近年、ヒュンダイグループの車の品質がかなり上がっていまして、日本車を含め他国の自動車の品質と良い競争になっています。

ところが、私的にはコナエレクトリックとニロEVの弱点は四駆モデルが無いことです。日本の山、特にスキーに行くための雪山に全輪駆動が必要と思います。

何にしても、国内ではこの現代自動車クループの乗用車は販売していません。興味深いですね…ヒュンダイの車は日本国内と北朝鮮だけでは販売していません。他のどこの国でも販売しています。

今回のニュースはツイッターの友達 Phil Keys さん( @pkeys ) から協力をいただきました!Philさん、ありがとうございます!

Business Korea: Hyundai and Kia's Electric Vehicle Sales More Than Double This Year
http://www.businesskorea.co.kr/news/articleView.html?idxno=27300
Motor Trend: Kia Introduces 2019 Niro Ev, 2020 Soul Ev In Los Angeles
https://www.motortrend.com/news/kia-introduces-2019-niro-ev-2020-soul-ev-los-angeles/
The Driven: Hyundai launches electric vehicle range in Australia, first EV under $50,000
https://thedriven.io/2018/11/26/hyundai-launches-electric-vehicle-range-in-australia-first-ev-under-50000/
Edmunds YouTube: Hyundai Kona Electric vs. Chevrolet Bolt EV: Which Is the Best Affordable Long-Range EV?
https://youtu.be/2lsVDdgLXho

※ プロモーション:17ヶ所スキー場共通リフト回数券「軽井沢ベースキャンプパスポート」

軽井沢は日本の最上級フォーシーズン・マウンテン・リゾートです。知る人ぞ知る、冬の軽井沢も最高です。軽井沢ベースキャンプパスポートは好評発売中です。21,000円の17ヶ所のスキー場の5日分の共通リフトの回数券、数十ヶ所の軽井沢町内の店で使えるローカルディスカウント「パスポートIDカード」も含まれます。回数券は軽井沢の冬アクティビティ、カーリング、アイススケート、ジャム作り体験などでも使用可能です。1人でも数人でも使えます。1000セット限定販売ですので、早めに「軽井沢ベースキャンプパスポート」をオンラインで検索して、ご注文してください。ウェブサイトで詳しい情報あります:

http://karuizawabasecamp.com

※ ヨーロッパ:来年2月以降、毎週テスラのモデル3の3000台以上が輸入される予定

次のニュースはヨーロッパです。ベルギーのローカル報道によると2月以降テスラのモデル3は毎週ゼーブルージュ港に3000台のペースで輸入されます。この数字は本当であれば、テスラ社のモデル3生産レートは思われた以上に向上されています。ベルギーの通信会社の報道により現地の受け皿ファシリティに約3億円が投資されています。

モデル3の週間生産レートは近い内に5000台から7000台、そして、さらに1万台へ向上される予定です。2月からヨーロッパの左ハンドル国へ輸出が始まる予定です。夏以降右ハンドル国にも出荷が始まる予定です。

Teslarati: Tesla will be shipping 3k Model 3 to Europe every week by Feb 2019: report
https://www.teslarati.com/tesla-model-3-europe-3k-per-week-february-2019-report/

※ 米国:カリフォルニア州内のEV販売台数が50万台を突発

次は米国のニュースです。米国カリフォルニア州内で11月に累計の電気自動車販売数が50万台以上になりました。前月比30%、2017年の11月の実績と比べると164%の急上昇です。さらに、純粋な電気自動車がトヨタのプリウスなどのハイブリッドやプリウスプライム等のプラグインハイブリッド(PHEV)より売れています。

カリフォルニア州は、州の政策により、厳しい排気ガス基準があります。今後、化石燃料の自動車を全て廃止することも検討しています。

Veloz: California Sells Its 500,000th Electric Car
http://www.veloz.org/wp-content/uploads/2018/12/500K-EV-Sales-Release-v5.pdf

※ 中国:11月の新車販売数が14%下落、NEV販売数は38%上昇

中国の自動車メーカー組織、CAAMの発表によると中国内の新車販売の台数は11月に13.9%下落しました。11月は5ヶ月目の連続下落でした。大きいな要因は米中の貿易戦争と言われています。

ただし、新エネルギー車、NEVの販売台数は38%上昇しています。11月中のNEV販売数は169,000台でした。今年の1月〜11月の期間のNEV販売台数は約100万台で、昨年比の68%の上昇です。

JustAuto: China vehicle sales fall 14% in November
https://www.just-auto.com/news/china-vehicle-sales-fall-14-in-november_id186154.aspx

※ 社説:軽トラックのEVが必要

日本の田舎には一軒家が多いです。一軒に一台の存在の軽トラがよく見られる日本の田舎の風景です。実はこの風景にはEVの普及、そして、日本のエネルギー革命の為の色々なヒントが含まれています。

まず、田舎の軽トラは距離をあんまり走らない。大体、家の周り、畑や村にしか行かない場合は多いです。つまり、電気自動車用の巨大なバッテリーは不要です。

次、一軒家の屋根には太陽光発電システムは入れられます。自家発電で軽トラを充電できますし、夜、軽トラのバッテリで家の電気消費を賄うことは可能です。この様なシステムは災害にも強いです。

2013年に三菱がミニキャブ・ミーブ トラックを発売しましたが、その車に色々な問題がありました。一つの大きな問題は四駆ではなかったです。田舎の軽トラには四駆が必要不可欠です。もう一つの問題はV2Hの機能は付いっていません。さらに、もう一つの問題はバッテリーの温度管理システムは弱くて、冬の走行距離が短い状態です。

でも、一番大きい問題は「改善」の無かったことでした。ミニキャブ・ミーブ トラックを出した後にアップグレードなどが殆どありませんでした。

なぜか他のメーカーも電気軽トラを出していません。競争はない状態で電気軽トラが育っていませんでした。

実は、ミニキャブ・ミーブ トラックが発売された次の年、政府が軽自動車の税金を上げたり、日本の自動車メーカーがより大きい車を中心で行こうとの政策を打ちました。軽自動車には日本の自動車メーカーが力を入れすぎたそうだったので、もっと、輸出向けの車に開発の資源をかけるべきと思われたそうです。

しかし、電気の軽トラや電気の軽自動車の開発はその政策により消えたかも知らない。

私は四駆のV2H機能付きのEV軽トラは推進すべきだと思います。

今回の週刊EVニュースは以上です。如何でしたでしょうか。皆さんのフィードバックを是非聞きたいです。evnews.jpのサイトでコメントを投稿するフォームありますので、ご意見とご感想を送って下さい。そして、お願いがあります!ポッドキャストアプリで、是非、このポッドキャスト「週刊EVニュース」を購読して、レビューや星マークの評価などして頂ければ助かります。例えば、アップルポッドキャストでは星マークのランキングも、レビューを書く機能もあります。評価をして頂くとポッドキャストの検索ランクがあがりますので、他の方はこのポッドキャストを見つかりやすくなります。電気自動車の知識が広めると良いと思います。次回のエピソードは来週の金曜日です。よろしくお願いいたします。それでは。

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今週のニュースは:
※ ドイツ:ダイムラーの巨大なEV電池投資:2030年まで2.5兆円分の調達
※ 韓国:LGのEV電池事業は2018年第4四半期に初黒字予定
※ 韓国:現代自動車グループのEV販売台数は急増
※ ベルギー:来年2月以降、毎週テスラのモデル3の3000台以上が輸入される予定
※ 米国:カリフォルニア州内のEV販売台数が50万台を突発
※ 中国:11月の新車販売数が14%下落、NEV販売数は38%上昇
※ 社説:軽トラックのEVが必要

週刊EVニュースは日本初、日本唯一の電気自動車ニュース番組です。私は軽井沢に住んでるケビン・マヤソンです。世界の電気自動ニュースを紹介します。そして、自分なりに解説したいと思います。

週刊EVニュースは毎週金曜日にアップします。このポッドキャストはアップルポッドキャスト、スポトイファイ、キャストボックスなどの人気ポドキャストアプリで聴取可能です。または、evnews.jpでも聴取できます。

それでは、始めましょう。

※ ダイムラーの巨大なEV電池投資:2030年まで2.5兆円分の調達

最初のニュースはドイツからです。ドイツ大手自動車メーカー、ダイムラー社が2030年まで約2.5兆円分のEV電池セルの調達を11日に発表しました。今回の購入予定はバッテリーのセル部分に関する発表です。一台の電気自動車のバッテリーパックに複数のセルが必要です。さらに、バッテリーパックの為に同社は約1300億円を8ヶ所のバッテリーパック工場ネットワークを世界中構築する予定です。

2022までダイムラーが全ポートフォリオの車を電動化します。これは純粋な電気自動車からマイルドハイブリッドまで、全種類の自動車を含みます。130種類の乗用車になる予定です。また、バン・トラック・バスの電気自動車も予定しています。

Daimler: Daimler buys battery cells in a total volume of 20 billion euros
https://www.daimler.com/innovation/case/electric/battery-cells.html
EV News Daily: Daimler Drops 20 Billion Euros On Battery Cells
https://www.evnewsdaily.com/2018/12/12/12-dec-2018-daimler-drops-a-cool-20bn-on-batteries-self-service-tesla-rental-and-california-races-past-500k-evs/
The Driven: Daimler prepares for EV revolution with $A31bn battery order
https://thedriven.io/2018/12/12/daimler-prepares-for-ev-revolution-with-a31bn-battery-order/

※ LGのEV電池事業は2018年第4四半期に初黒字予定

次のニュースもバッテリー関連です。英国EV News Dailyの報道によると韓国バッテリー大手LGの電気自動車電池事業は今年の第4四半期で黒字化されます。今までの初めての利益になります。韓国の市場アナリストによると予測より早く電気自動車用電池の需要が増加しました為に事業の黒字化が今回の四半期で実現できる見込みです。

本来、LGのEV車載電池事業は長期的なプロジェクトになる予定でした。将来は大きな利益は期待されたが、予想より遥かに早めに黒字化されたとのことです。

EV News Daily: LG Chem’s Ev Battery Business Expected To Become Profitable In Q4
https://www.evnewsdaily.com/2018/12/12/12-dec-2018-daimler-drops-a-cool-20bn-on-batteries-self-service-tesla-rental-and-california-races-past-500k-evs/
Just-Auto: LG Chem's EV battery business expected to become profitable in Q4
https://www.just-auto.com/news/lg-chems-ev-battery-business-expected-to-become-profitable-in-q4_id186105.aspx

※ 韓国:ヒュンダイ自動車グループのEV販売台数は急増

次のニュースも韓国のニュースです。現代自動車グループのヒュンダイとキアのEV販売台数が2018年1月から11月の間、昨年の同期間より2倍以上に急増されたことが発表されました。

ヒュンダイグループの電気自動車は最近大きいな話題を及んでいます。特にヒュンダイの「コナ・エレクトリック」、キアの「ニロEV」のコンパクトSUVタイプが良い評価を受けています。両方とも64kWhのバッテリーをもっています。

来年発売噂の新型60kWhの日産リーフと同様な電池キャパシティです。今後、よく比較されると思われます。

米国のEPA基準によるとコナの走行距離は415キロ、ニロは384キロです。ところで、現モデルの40kWhのリーフのEPA一回充電の走行距離は243キロです。米国のEPA基準はリアルワールドの走行距離と一番近い基準と言われます。日本の元のJC08より遥かに現実的です。そして、国内のWLTP新基準がJC08とEPAの間くらいです。

近年、ヒュンダイグループの車の品質がかなり上がっていまして、日本車を含め他国の自動車の品質と良い競争になっています。

ところが、私的にはコナエレクトリックとニロEVの弱点は四駆モデルが無いことです。日本の山、特にスキーに行くための雪山に全輪駆動が必要と思います。

何にしても、国内ではこの現代自動車クループの乗用車は販売していません。興味深いですね…ヒュンダイの車は日本国内と北朝鮮だけでは販売していません。他のどこの国でも販売しています。

今回のニュースはツイッターの友達 Phil Keys さん( @pkeys ) から協力をいただきました!Philさん、ありがとうございます!

Business Korea: Hyundai and Kia's Electric Vehicle Sales More Than Double This Year
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Motor Trend: Kia Introduces 2019 Niro Ev, 2020 Soul Ev In Los Angeles
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The Driven: Hyundai launches electric vehicle range in Australia, first EV under $50,000
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※ プロモーション:17ヶ所スキー場共通リフト回数券「軽井沢ベースキャンプパスポート」

軽井沢は日本の最上級フォーシーズン・マウンテン・リゾートです。知る人ぞ知る、冬の軽井沢も最高です。軽井沢ベースキャンプパスポートは好評発売中です。21,000円の17ヶ所のスキー場の5日分の共通リフトの回数券、数十ヶ所の軽井沢町内の店で使えるローカルディスカウント「パスポートIDカード」も含まれます。回数券は軽井沢の冬アクティビティ、カーリング、アイススケート、ジャム作り体験などでも使用可能です。1人でも数人でも使えます。1000セット限定販売ですので、早めに「軽井沢ベースキャンプパスポート」をオンラインで検索して、ご注文してください。ウェブサイトで詳しい情報あります:

http://karuizawabasecamp.com

※ ヨーロッパ:来年2月以降、毎週テスラのモデル3の3000台以上が輸入される予定

次のニュースはヨーロッパです。ベルギーのローカル報道によると2月以降テスラのモデル3は毎週ゼーブルージュ港に3000台のペースで輸入されます。この数字は本当であれば、テスラ社のモデル3生産レートは思われた以上に向上されています。ベルギーの通信会社の報道により現地の受け皿ファシリティに約3億円が投資されています。

モデル3の週間生産レートは近い内に5000台から7000台、そして、さらに1万台へ向上される予定です。2月からヨーロッパの左ハンドル国へ輸出が始まる予定です。夏以降右ハンドル国にも出荷が始まる予定です。

Teslarati: Tesla will be shipping 3k Model 3 to Europe every week by Feb 2019: report
https://www.teslarati.com/tesla-model-3-europe-3k-per-week-february-2019-report/

※ 米国:カリフォルニア州内のEV販売台数が50万台を突発

次は米国のニュースです。米国カリフォルニア州内で11月に累計の電気自動車販売数が50万台以上になりました。前月比30%、2017年の11月の実績と比べると164%の急上昇です。さらに、純粋な電気自動車がトヨタのプリウスなどのハイブリッドやプリウスプライム等のプラグインハイブリッド(PHEV)より売れています。

カリフォルニア州は、州の政策により、厳しい排気ガス基準があります。今後、化石燃料の自動車を全て廃止することも検討しています。

Veloz: California Sells Its 500,000th Electric Car
http://www.veloz.org/wp-content/uploads/2018/12/500K-EV-Sales-Release-v5.pdf

※ 中国:11月の新車販売数が14%下落、NEV販売数は38%上昇

中国の自動車メーカー組織、CAAMの発表によると中国内の新車販売の台数は11月に13.9%下落しました。11月は5ヶ月目の連続下落でした。大きいな要因は米中の貿易戦争と言われています。

ただし、新エネルギー車、NEVの販売台数は38%上昇しています。11月中のNEV販売数は169,000台でした。今年の1月〜11月の期間のNEV販売台数は約100万台で、昨年比の68%の上昇です。

JustAuto: China vehicle sales fall 14% in November
https://www.just-auto.com/news/china-vehicle-sales-fall-14-in-november_id186154.aspx

※ 社説:軽トラックのEVが必要

日本の田舎には一軒家が多いです。一軒に一台の存在の軽トラがよく見られる日本の田舎の風景です。実はこの風景にはEVの普及、そして、日本のエネルギー革命の為の色々なヒントが含まれています。

まず、田舎の軽トラは距離をあんまり走らない。大体、家の周り、畑や村にしか行かない場合は多いです。つまり、電気自動車用の巨大なバッテリーは不要です。

次、一軒家の屋根には太陽光発電システムは入れられます。自家発電で軽トラを充電できますし、夜、軽トラのバッテリで家の電気消費を賄うことは可能です。この様なシステムは災害にも強いです。

2013年に三菱がミニキャブ・ミーブ トラックを発売しましたが、その車に色々な問題がありました。一つの大きな問題は四駆ではなかったです。田舎の軽トラには四駆が必要不可欠です。もう一つの問題はV2Hの機能は付いっていません。さらに、もう一つの問題はバッテリーの温度管理システムは弱くて、冬の走行距離が短い状態です。

でも、一番大きい問題は「改善」の無かったことでした。ミニキャブ・ミーブ トラックを出した後にアップグレードなどが殆どありませんでした。

なぜか他のメーカーも電気軽トラを出していません。競争はない状態で電気軽トラが育っていませんでした。

実は、ミニキャブ・ミーブ トラックが発売された次の年、政府が軽自動車の税金を上げたり、日本の自動車メーカーがより大きい車を中心で行こうとの政策を打ちました。軽自動車には日本の自動車メーカーが力を入れすぎたそうだったので、もっと、輸出向けの車に開発の資源をかけるべきと思われたそうです。

しかし、電気の軽トラや電気の軽自動車の開発はその政策により消えたかも知らない。

私は四駆のV2H機能付きのEV軽トラは推進すべきだと思います。

今回の週刊EVニュースは以上です。如何でしたでしょうか。皆さんのフィードバックを是非聞きたいです。evnews.jpのサイトでコメントを投稿するフォームありますので、ご意見とご感想を送って下さい。そして、お願いがあります!ポッドキャストアプリで、是非、このポッドキャスト「週刊EVニュース」を購読して、レビューや星マークの評価などして頂ければ助かります。例えば、アップルポッドキャストでは星マークのランキングも、レビューを書く機能もあります。評価をして頂くとポッドキャストの検索ランクがあがりますので、他の方はこのポッドキャストを見つかりやすくなります。電気自動車の知識が広めると良いと思います。次回のエピソードは来週の金曜日です。よろしくお願いいたします。それでは。

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