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5000万台のEV、マツダの廃棄ガス問題、モデル3の日本デビューがショッピングモール、ラザード報告書、IEA報告書、

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こんにちは!こちらは週刊EVニュース、エピソード2番です。私は軽井沢に住んでるケビン・マヤソンです。世界の電気自動ニュースを紹介します。そして、自分なりに解説したいと思います。

このポッドキャストは毎週金曜日にアップします。是非、Apple Podcastsや好きーなポッドキャストアプリで購読して下さい。それでは、始めましょう。

今週のニュースは:
・フォルクスワーゲンのトップは2020以降、5000万台分の電気自動車を?テスラより半額?
・マツダはEUに高額罰金、廃棄ガス問題。急遽EVを
・大人気テスラModel3日本初公開とショッピングモール内での販売展開、2019年後半国内発売
・ラザードの最新リポート:太陽光と風力は石炭火力・原発より安い!
・米カリフォルニア州:新車販売の10%はEVとPHEV
・テスラは来年、S&P500に入る予測
・IEA: EV急増の為に自動車の石油利用は2020年代中旬にピーク
・IEA:太陽光発電の世界導入量は風力、水力、石炭を超えて行く
・英国がPHEVの補助金を廃止、PHEVは今後売れるでしょうか?

※フォルクスワーゲンのトップは2020以降、5000万台分の電気自動車を?テスラより半額?

フォルクスワーゲン社CEO:2020年から「5000万台のEVを作れます」、「テスラの半額のEVを作れます」などの発言は大きいな波紋を及びました。同社は数年前から「ディーゼルゲート」問題、つまり、ディーゼル車の排気ガス量の隠蔽問題の為にVWに対して巨大な罰金が各国は請求され、VWの電気自動車開発は加速されました。

この「5000万台」発言に疑問も浮かんでいます。要するに、「2020年以降」と言われても具体的なスケジュールはありませんでした。そして「テスラの半額」発言の信憑生も疑問を呼んでいます。テスラ社もどんどんコストダウンしていますので、いつの時点のどのモデルの半額は不明確でした。つまり、VW社の発言は急拡大している競争相手のテスラ社に対する懸念が現れたと思います。このような発言はVWだけではありません。他社の大手自動車メーカーも似てるような発言もあります。皆さんはどう思いますでしょうか?

紹介したニュースのリンクなどの関連情報をショーノーツに入れておきます。

EV News Daily: 13 Nov 2018 | VW: We Could Build 50 Million EVs…https://www.evnewsdaily.com/2018/11/13/13-nov-2018-vw-we-could-build-50-million-evs-electric-school-buses-and-gm-says-theyll-lead-ev-industry-within-decade/

※マツダはEUに高額罰金、廃棄ガス問題。急遽EVを

次のニュースは日本のマツダです。長年、電気自動車の必要性を否定したマツダ社が急に方向転換してEVを作ることになりました。何があったでしょうか?実はどんどん厳しくなって来たEUの廃棄ガス基準の為に排気ガスが多すぎるマツダ社が膨大な罰金を払わないといけないようになりました。要するにマツダのガソリンやディーゼル技術でも環境に優しくありません。今年でもマツダ社がEUの罰金の為に100億円のプール金を用意しています。

今後、マツダが全ての車を2030年まで電動化して行くと発表されました。かなり遅いと言われています。

Automotive News Europe: Mazda plans electric push to avoid EU emissions penalties
http://europe.autonews.com/article/20181108/ANE/181109788/mazda-plans-electric-push-to-avoid-eu-emission-penalties

CarBuzz: Mazda Scrambles To Build Electrified Cars To Avoid Huge Fines
https://carbuzz.com/news/mazda-scrambles-to-build-electrified-cars-to-avoid-huge-fines

※ 大人気テスラModel3日本初公開とショッピングモール内での販売展開、2019年後半国内発売

次のニュースは国内のテスラに関する記事です。米国テスラ社の大人気Model 3が国内で初公開されました。そして同社が興味深い販売店を開店しました。Model 3が公開した場所はテスラ社の今年6月に開店したショッピングモール内の販売店です。通常、車の排気ガスや騒音のためにショッピングモール内でできないが、EVの場合、騒音もないし、排気ガスもありません。

「ショッピングモールはたくさんのお客様が集まる場所。私たちはそういうところに自ら出向きます。(EV専業メーカーの)テスラのクルマは排ガスや石油の臭いもなく、騒音も出しません。そんな私たちだからできること」テスラの日本カントリーセールスディレクターの吉田篤司氏が語りました。

その通りですね。電気自動車は周りの飲食店等に迷惑はないので、人が集まるビル内でEVの販売店があっても良い考え方でしょう。

Response: テスラはショッピングモールに出店へ…排ガスがない、臭いがない、騒音も出さない
https://response.jp/article/2018/11/12/316058.html

※プロモーション:17ヶ所のスキー場の共通回数券 軽井沢ベースキャンプパスポート

次はプロモーションです。冬が来ています!日本の最上級フォーシーズン・マウンテン・リゾート、軽井沢が一大スノーリゾートになりました!軽井沢ベースキャンプパスポート!

軽井沢周辺のスキー場、17ヶ所で使えるリフトの回数券が11月1日から発売中!5日間分のリフト券、軽井沢町内の色々な店の特典を貰える「パスポートID」も含まれています。

昨年、私は個人的に購入して使ってみました。非常に良いと思います。1000セット限定販売ですので、早めに注文した方が良いでしょう。詳細と注文について「軽井沢ベースキャンプ」を検索してみて下さい。

軽井沢ベースキャンプ・パスポート
http://www.karuizawabasecamp.com/

※ ラザードの最新リポート:新規太陽光と風力は存在してる石炭火力・原発より安い!

次のニュースは自然エネルギー関係です。世界の最大独立系投資銀行ラザード社が最新エネルギーコスト比較リポートを公開しました。今年のリポートは世界の発電業界に大きいな影響を与えています。年々、コスト急落により新設発電プラントの中、風力発電と太陽光発電が最も安い発電方法になって来ました。今回の報告により、太陽光発電と風力発電がさらに安くなって、既に存在している火力発電所や原子力発電所の継続運営より、新たに太陽光発電や風力発電プラントを作った方が安くなりました。これは非常に大きいな展開です。

ラザードの報告書はエネルギー業界の一番信頼されているリポートです。そして、リポートの内容は助成金なしのコストを比較しています。当然、助成金を換算すると自然エネルギーの方がもっと安いです。

Utility Dive: Lazard: Renewables can challenge existing coal plants on price
https://www.utilitydive.com/news/lazard-renewables-can-challenge-existing-coal-plants-on-price/541965/

※ 米カリフォルニア州:新車販売の10%はEVとPHEV

米国カリフォルニア州のニュースです。今年の9月以降、カリフォルニア州内の新車販売数のうち、EVとPHEVが1割のシェアになりました。そして、約3分の2はEVです。
以前、カリフォルニア州ではハイブリッド車が大人気でしたが、特にテスラのモデル3発売以降、ユーザーがハイブリッドやPHEVからEVへ乗り換えている状況です。

カリフォルニア州は温暖化に対してアグレシッブな政策を数多く導入しています。EVの増数もターゲットの一つです。州の経済が巨大で、現在州単体と考えると世界の5番目の経済です。つまり、経済的に英国より大きいです。そして、米国内でも、他州がカリフォルニア州の政策を導入することは珍しくありません。

Clean Technica: 10% Of New Vehicles Purchased in California Are EVs
https://cleantechnica.com/2018/11/12/10-of-new-vehicles-purchased-in-california-are-evs/

※ テスラは来年、S&P500に入る予測

近いうちにテスラ社は米株市場のS&P500インデックスに入れる予測が今週の一つの大きいなニュースでした。急拡大中テスラ社は第三四半期に市場予測以上に利益を発表しました。その後、販売台数も急増と伴う、株価も上がっています。S&P500に入るとテスラはさらに信用を受けるので、さらに株価があがるはずです。来年の上半期の結果をみてS&Pが検討するとの話です。

Market Watch: What’s next for Tesla? Joining the S&P, says one analyst
https://www.marketwatch.com/story/whats-next-for-tesla-joining-the-sp-says-one-analyst-2018-11-08

※ IEA: EV急増の為に自動車の石油利用は2020年代中旬にピーク

国際エネルギー機関(IEA)の最新報告が今週発表されました。その中に大きいな市場予測がありました。つまり、石油の需要です。報告書による2020年代中旬に車のための世界の石油需要がピークされます。その主な理由はEVの普及です。

ただし、石油の総需要はまだ下がらないと言われています。なぜならば、車のための石油利用は総需要の役4分の1です。他の利用のためにIEAが石油の需要が2040年まで増える予測しています。

IEAの予測に関して、多くの疑問が浮かびます。その最大の疑問の理由はIEAの今までの予測の実績です。要するに、EVや自然エネルギーに関する今までのIEAの予測は現実とかけ離れている位に悲観的です。新しい報告が発表する度にどんどん変わっています。EVも、自然エネルギーも、革命です。存在プレイヤーの予測の能力をはるかに超えているペースで変化が起こっていると考えられます。

New York Times: Clean Energy Is Surging, but Not Fast Enough to Solve Global Warming
https://www.nytimes.com/2018/11/12/climate/global-energy-forecast.html

※ IEA:太陽光発電の世界導入量は風力、水力、石炭を超えて行く

次もIEAの報告書のニュースです。IEAの報告書によると太陽光発電の導入量は急拡大して、世界の最大電源になる予測です。太陽光発電は2020年代前半に風力発電を、2030迄に水力発電を、2030年代後半に石炭火力発電を超えるとIEAが予測しています。

ABC: Renewables overtaking fossil fuels in new power generation: International Energy Agency
https://www.abc.net.au/news/2018-11-13/international-energy-agency-world-energy-outlook-2018/10491734

※ 英国がPHEVの補助金を廃止、PHEVは今後売れるでしょうか?

最後のニュースは英国です。今まで英国政府がプラグインハイブリッド車(PHEV)を推進する為に2011年以降、補助金を提供していました。その後10万台以上のPHEVが英国内で販売されました。EUの最大PHEVマーケットです。今回、英国がPHEV補助金を廃止することになりました。

2015年、オランダで同様にPHEVの補助金制度を廃止しました。その後、オランダのPHEV販売台数が下落しました。英国も同様になる懸念が広まっています。

ただし、PHEVと違って、EVに対する補助金が継続になりました。PHEVが厳しいかも知らないが、EVは急拡大中、全くガソリンを使わない車が多くなるでしょう。

InsideEVs: The Future Of PHEVs Looks Bleak In UK
https://insideevs.com/future-phevs-bleak-uk/
InsideEVs: UK Excludes PHEVs From Plug-In Electric Car Grant: BEVs Still Qualify
https://insideevs.com/uk-excludes-phevs-car-grant/

※ 私の自己紹介とアドバイスのお願い

第二回目の週間EVニュースを聞いて頂きまして誠にありがとうございます。如何でしたでしょうか?

私は長年日本に住んでいるアメリカ人のケビン・マヤソンと申します。長野県の軽井沢町に住んで、小さいなバーを軽井沢駅前でやっております。私は環境に関して意識が高く、環境変化や温暖化に関して心配しております。また、以前のキャリアでIT企業数社の経営をやっておりました。

現在、電気自動車・自然エネルギー・バッテリー・自動運転・シェアリングエコノミー・AIの組み合わせにより非常に大きいな革命が起こっていると思います。私はこのトレンドを「ET革命」と呼んでいます。ETの「E」はエネルギー(Energy)のこと、「T」は技術(Technology)と交通(Transportation)のことです。

このET革命は世界中に大きいな影響を与えられると思います。多分、ITやインターネット革命より巨大な影響があるでしょう。これからこの大トレンドに関して情報が必要と思ってよくいろいろな情報源を探して読んでおります。日本語の情報が少なく、海外の情報を紹介したら役に立つと思ってこのポッドキャストを考え始めました。

私はポッドキャストの素人です。皆さんのご意見があればこのポッドキャストのウェブサイトのコンタクトフォームに是非書き込んで下さい!ご意見を楽しみにお待ちしております!!

http://evnews.jp/contact

今週の週間EVニュースは以上です。最後にお願いです。このポッドキャストを是非、評価して下さい。評価を頂けると検索のランキングはあがります。そして、気に入って頂いたら、友達にも紹介して下さい。どうもありがとうございます。来週もよろしくお願いします。それでは。

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このポッドキャストは毎週金曜日にアップします。是非、Apple Podcastsや好きーなポッドキャストアプリで購読して下さい。それでは、始めましょう。

今週のニュースは:
・フォルクスワーゲンのトップは2020以降、5000万台分の電気自動車を?テスラより半額?
・マツダはEUに高額罰金、廃棄ガス問題。急遽EVを
・大人気テスラModel3日本初公開とショッピングモール内での販売展開、2019年後半国内発売
・ラザードの最新リポート:太陽光と風力は石炭火力・原発より安い!
・米カリフォルニア州:新車販売の10%はEVとPHEV
・テスラは来年、S&P500に入る予測
・IEA: EV急増の為に自動車の石油利用は2020年代中旬にピーク
・IEA:太陽光発電の世界導入量は風力、水力、石炭を超えて行く
・英国がPHEVの補助金を廃止、PHEVは今後売れるでしょうか?

※フォルクスワーゲンのトップは2020以降、5000万台分の電気自動車を?テスラより半額?

フォルクスワーゲン社CEO:2020年から「5000万台のEVを作れます」、「テスラの半額のEVを作れます」などの発言は大きいな波紋を及びました。同社は数年前から「ディーゼルゲート」問題、つまり、ディーゼル車の排気ガス量の隠蔽問題の為にVWに対して巨大な罰金が各国は請求され、VWの電気自動車開発は加速されました。

この「5000万台」発言に疑問も浮かんでいます。要するに、「2020年以降」と言われても具体的なスケジュールはありませんでした。そして「テスラの半額」発言の信憑生も疑問を呼んでいます。テスラ社もどんどんコストダウンしていますので、いつの時点のどのモデルの半額は不明確でした。つまり、VW社の発言は急拡大している競争相手のテスラ社に対する懸念が現れたと思います。このような発言はVWだけではありません。他社の大手自動車メーカーも似てるような発言もあります。皆さんはどう思いますでしょうか?

紹介したニュースのリンクなどの関連情報をショーノーツに入れておきます。

EV News Daily: 13 Nov 2018 | VW: We Could Build 50 Million EVs…https://www.evnewsdaily.com/2018/11/13/13-nov-2018-vw-we-could-build-50-million-evs-electric-school-buses-and-gm-says-theyll-lead-ev-industry-within-decade/

※マツダはEUに高額罰金、廃棄ガス問題。急遽EVを

次のニュースは日本のマツダです。長年、電気自動車の必要性を否定したマツダ社が急に方向転換してEVを作ることになりました。何があったでしょうか?実はどんどん厳しくなって来たEUの廃棄ガス基準の為に排気ガスが多すぎるマツダ社が膨大な罰金を払わないといけないようになりました。要するにマツダのガソリンやディーゼル技術でも環境に優しくありません。今年でもマツダ社がEUの罰金の為に100億円のプール金を用意しています。

今後、マツダが全ての車を2030年まで電動化して行くと発表されました。かなり遅いと言われています。

Automotive News Europe: Mazda plans electric push to avoid EU emissions penalties
http://europe.autonews.com/article/20181108/ANE/181109788/mazda-plans-electric-push-to-avoid-eu-emission-penalties

CarBuzz: Mazda Scrambles To Build Electrified Cars To Avoid Huge Fines
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※ 大人気テスラModel3日本初公開とショッピングモール内での販売展開、2019年後半国内発売

次のニュースは国内のテスラに関する記事です。米国テスラ社の大人気Model 3が国内で初公開されました。そして同社が興味深い販売店を開店しました。Model 3が公開した場所はテスラ社の今年6月に開店したショッピングモール内の販売店です。通常、車の排気ガスや騒音のためにショッピングモール内でできないが、EVの場合、騒音もないし、排気ガスもありません。

「ショッピングモールはたくさんのお客様が集まる場所。私たちはそういうところに自ら出向きます。(EV専業メーカーの)テスラのクルマは排ガスや石油の臭いもなく、騒音も出しません。そんな私たちだからできること」テスラの日本カントリーセールスディレクターの吉田篤司氏が語りました。

その通りですね。電気自動車は周りの飲食店等に迷惑はないので、人が集まるビル内でEVの販売店があっても良い考え方でしょう。

Response: テスラはショッピングモールに出店へ…排ガスがない、臭いがない、騒音も出さない
https://response.jp/article/2018/11/12/316058.html

※プロモーション:17ヶ所のスキー場の共通回数券 軽井沢ベースキャンプパスポート

次はプロモーションです。冬が来ています!日本の最上級フォーシーズン・マウンテン・リゾート、軽井沢が一大スノーリゾートになりました!軽井沢ベースキャンプパスポート!

軽井沢周辺のスキー場、17ヶ所で使えるリフトの回数券が11月1日から発売中!5日間分のリフト券、軽井沢町内の色々な店の特典を貰える「パスポートID」も含まれています。

昨年、私は個人的に購入して使ってみました。非常に良いと思います。1000セット限定販売ですので、早めに注文した方が良いでしょう。詳細と注文について「軽井沢ベースキャンプ」を検索してみて下さい。

軽井沢ベースキャンプ・パスポート
http://www.karuizawabasecamp.com/

※ ラザードの最新リポート:新規太陽光と風力は存在してる石炭火力・原発より安い!

次のニュースは自然エネルギー関係です。世界の最大独立系投資銀行ラザード社が最新エネルギーコスト比較リポートを公開しました。今年のリポートは世界の発電業界に大きいな影響を与えています。年々、コスト急落により新設発電プラントの中、風力発電と太陽光発電が最も安い発電方法になって来ました。今回の報告により、太陽光発電と風力発電がさらに安くなって、既に存在している火力発電所や原子力発電所の継続運営より、新たに太陽光発電や風力発電プラントを作った方が安くなりました。これは非常に大きいな展開です。

ラザードの報告書はエネルギー業界の一番信頼されているリポートです。そして、リポートの内容は助成金なしのコストを比較しています。当然、助成金を換算すると自然エネルギーの方がもっと安いです。

Utility Dive: Lazard: Renewables can challenge existing coal plants on price
https://www.utilitydive.com/news/lazard-renewables-can-challenge-existing-coal-plants-on-price/541965/

※ 米カリフォルニア州:新車販売の10%はEVとPHEV

米国カリフォルニア州のニュースです。今年の9月以降、カリフォルニア州内の新車販売数のうち、EVとPHEVが1割のシェアになりました。そして、約3分の2はEVです。
以前、カリフォルニア州ではハイブリッド車が大人気でしたが、特にテスラのモデル3発売以降、ユーザーがハイブリッドやPHEVからEVへ乗り換えている状況です。

カリフォルニア州は温暖化に対してアグレシッブな政策を数多く導入しています。EVの増数もターゲットの一つです。州の経済が巨大で、現在州単体と考えると世界の5番目の経済です。つまり、経済的に英国より大きいです。そして、米国内でも、他州がカリフォルニア州の政策を導入することは珍しくありません。

Clean Technica: 10% Of New Vehicles Purchased in California Are EVs
https://cleantechnica.com/2018/11/12/10-of-new-vehicles-purchased-in-california-are-evs/

※ テスラは来年、S&P500に入る予測

近いうちにテスラ社は米株市場のS&P500インデックスに入れる予測が今週の一つの大きいなニュースでした。急拡大中テスラ社は第三四半期に市場予測以上に利益を発表しました。その後、販売台数も急増と伴う、株価も上がっています。S&P500に入るとテスラはさらに信用を受けるので、さらに株価があがるはずです。来年の上半期の結果をみてS&Pが検討するとの話です。

Market Watch: What’s next for Tesla? Joining the S&P, says one analyst
https://www.marketwatch.com/story/whats-next-for-tesla-joining-the-sp-says-one-analyst-2018-11-08

※ IEA: EV急増の為に自動車の石油利用は2020年代中旬にピーク

国際エネルギー機関(IEA)の最新報告が今週発表されました。その中に大きいな市場予測がありました。つまり、石油の需要です。報告書による2020年代中旬に車のための世界の石油需要がピークされます。その主な理由はEVの普及です。

ただし、石油の総需要はまだ下がらないと言われています。なぜならば、車のための石油利用は総需要の役4分の1です。他の利用のためにIEAが石油の需要が2040年まで増える予測しています。

IEAの予測に関して、多くの疑問が浮かびます。その最大の疑問の理由はIEAの今までの予測の実績です。要するに、EVや自然エネルギーに関する今までのIEAの予測は現実とかけ離れている位に悲観的です。新しい報告が発表する度にどんどん変わっています。EVも、自然エネルギーも、革命です。存在プレイヤーの予測の能力をはるかに超えているペースで変化が起こっていると考えられます。

New York Times: Clean Energy Is Surging, but Not Fast Enough to Solve Global Warming
https://www.nytimes.com/2018/11/12/climate/global-energy-forecast.html

※ IEA:太陽光発電の世界導入量は風力、水力、石炭を超えて行く

次もIEAの報告書のニュースです。IEAの報告書によると太陽光発電の導入量は急拡大して、世界の最大電源になる予測です。太陽光発電は2020年代前半に風力発電を、2030迄に水力発電を、2030年代後半に石炭火力発電を超えるとIEAが予測しています。

ABC: Renewables overtaking fossil fuels in new power generation: International Energy Agency
https://www.abc.net.au/news/2018-11-13/international-energy-agency-world-energy-outlook-2018/10491734

※ 英国がPHEVの補助金を廃止、PHEVは今後売れるでしょうか?

最後のニュースは英国です。今まで英国政府がプラグインハイブリッド車(PHEV)を推進する為に2011年以降、補助金を提供していました。その後10万台以上のPHEVが英国内で販売されました。EUの最大PHEVマーケットです。今回、英国がPHEV補助金を廃止することになりました。

2015年、オランダで同様にPHEVの補助金制度を廃止しました。その後、オランダのPHEV販売台数が下落しました。英国も同様になる懸念が広まっています。

ただし、PHEVと違って、EVに対する補助金が継続になりました。PHEVが厳しいかも知らないが、EVは急拡大中、全くガソリンを使わない車が多くなるでしょう。

InsideEVs: The Future Of PHEVs Looks Bleak In UK
https://insideevs.com/future-phevs-bleak-uk/
InsideEVs: UK Excludes PHEVs From Plug-In Electric Car Grant: BEVs Still Qualify
https://insideevs.com/uk-excludes-phevs-car-grant/

※ 私の自己紹介とアドバイスのお願い

第二回目の週間EVニュースを聞いて頂きまして誠にありがとうございます。如何でしたでしょうか?

私は長年日本に住んでいるアメリカ人のケビン・マヤソンと申します。長野県の軽井沢町に住んで、小さいなバーを軽井沢駅前でやっております。私は環境に関して意識が高く、環境変化や温暖化に関して心配しております。また、以前のキャリアでIT企業数社の経営をやっておりました。

現在、電気自動車・自然エネルギー・バッテリー・自動運転・シェアリングエコノミー・AIの組み合わせにより非常に大きいな革命が起こっていると思います。私はこのトレンドを「ET革命」と呼んでいます。ETの「E」はエネルギー(Energy)のこと、「T」は技術(Technology)と交通(Transportation)のことです。

このET革命は世界中に大きいな影響を与えられると思います。多分、ITやインターネット革命より巨大な影響があるでしょう。これからこの大トレンドに関して情報が必要と思ってよくいろいろな情報源を探して読んでおります。日本語の情報が少なく、海外の情報を紹介したら役に立つと思ってこのポッドキャストを考え始めました。

私はポッドキャストの素人です。皆さんのご意見があればこのポッドキャストのウェブサイトのコンタクトフォームに是非書き込んで下さい!ご意見を楽しみにお待ちしております!!

http://evnews.jp/contact

今週の週間EVニュースは以上です。最後にお願いです。このポッドキャストを是非、評価して下さい。評価を頂けると検索のランキングはあがります。そして、気に入って頂いたら、友達にも紹介して下さい。どうもありがとうございます。来週もよろしくお願いします。それでは。

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