小さな記録やメモが自分の思考を固め行動をつくる
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iPad Workers Podcast第43回は「小さな記録やメモが自分の思考を固め行動をつくる」というお話です。
現役高校教師の魚住惇先生へのインタビューです。
📘現役高校教師の「行動につながる」情報マネジメント術を出版されたジュン先生にiPadでの記録やメモの残し方についてお話を伺いました。
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お知らせ📢
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* 4月24日(日)🎥 Notion講座
* 4月28日(木)👩💻iPad Meetup
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小さな文章をたくさん集めれば本だって書ける
ジュン先生(@jun3010me)は書籍『現役高校教師の「行動につながる」情報マネジメント術』の執筆にiPadのNotePlan 3アプリを使用されました。
NotePlanはiPhone/iPad/Macで使えるマークダウンプランナーアプリです。
文章を編集したりまとめる作業はMacがメインでしたが、一番最初に書き出す文章はiPadで書かれることが多かったようです。
小さな文章をiPadのNotePlanに集め、最終的には1冊の本になりました。
何もないところからいきなり「1」を作り出すには大きなエネルギーが必要ですが、iPadで「0.1」を10個集めることができれば「1」になります。
アイデアが生まれる瞬間や、書きたい気持ちは「いつ」「どんな場所で」生まれるのかを自分自身ではなかなかコントロールできません。
iPadは場所や姿勢を選ばずに使えるデバイスだからこそ、「いつ」「どんな場所で」でもさっと「0.1」の作業が行えるのです。
0.1の作業には「すぐにメモできる場所」が必要
iPadはPCよりも機動力が高く、どんな場所でも手軽に使えます。Apple Pencilの登場により、テキスト入力に限らず手書きでメモを取ることも可能になりました。
「0.1」の作業のために、次に考えることは「どこに」メモを残すかです。
どんなアプリを使うといいのか?
私は記録を残す場所が明確で、振り返りも簡単な「デイリーノートシステム」のあるアプリをおすすめしています。1日分の記録を簡単に残せる場所があるノートシステムのことです。
🪆 タイプ別おすすめのメモアプリ(4/7)
NotePlan 3もデイリーノートシステムを持つアプリの1つです。
今日やったこと・考えたことは「今日のノート」に書けばいいという明確な作業場所があるので、どこにメモを書くべきかという迷いがなくなります。
デイリーノートシステムは、さまざまなiPadアプリで作ることができます。デイリーノートシステムの作り方や振り返りの仕組みを作る方法は過去のiPad Workersでも紹介しています。
📚 iPadで記録を活用するなら何のために記録するのか?考えてみるといい
最初のルールは出来るだけシンプルに、整理や分類が必要なものは後から時間をかけて作業します。まずは小さなピースを集めることに注力します。
0.1のピースは文章で書くこと
メモの取り方は人によって様々です。箇条書き、図解、文章など。
素早くメモを取りたいならキーワードの羅列や箇条書きになりますが、自分がちゃんと理解できているのか考えるためには「文章」が一番最適です。
箇条書きや図解は非言語表現(位置関係や矢印などの記号など)を含んでいるため、曖昧な理解のままでも書けてしまいます。
その点、文章で書くためには内容を自分なりに咀嚼し、言語化できないと書くことができません。
タスク管理においても、「防災グッズ」よりも「おしゃれ防災アイデア帖を見ながら防災グッズの用意をする」の方がより具体的で行動を起こしやすくなります。
読書メモでも同じです。本の内容を自分の言葉で文章化することで、より深く理解できるようになります。
本を書く、Newsletterを書くといった具体的なアウトプット先がないとしても、記録やメモを文章で書く習慣は、自分の理解を深めるためにも効果的です。
小さな記録やメモが自分の思考を固め行動をつくる
「書く」という作業は、誰もが毎日自然とおこなっている作業です。
たとえば、LINEのメッセージに返信することだって「書く」ことです。頭で考えていることも、書き出すことで初めて相手に伝わります。
「書かないとわからない」は他人に対してもそうですが、自分自身にとっても同じことが言えます。
小さな記録やメモを集めることで、自分が何をどう考えているのかが見えるようになり、物事をより深く考えられるようになります。
書くことで自分の思考が固まっていき、自然と「やるべきこと」や「やりたいこと」が見つかります。
4月新生活スタートのタイミングで、iPadを使って小さな記録やメモを取る習慣を身につけられれば、自分の思考が固まり、どう行動すべきかの方向性も見えてくるようになるはずです。
ということで今日は「小さな文章を集めることで、自分の思考が固まり行動につながる」というお話でした。
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