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ミュージックステーション(2021-03-15)生祥樂隊『野蓮出庄』

 
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台湾は、安くて美味しいグルメで知られています。台湾では、漢民族、先住民族、海外からの新住民など、様々な民族の人たちが暮らしているため、多様な食文化を誇っています。どの食べ物にも、それぞれの物語があります。

台湾のバンド、生祥楽隊(Sheng Xiang & Band/生祥バンド)は、去年の年末、彼らと深いゆかりのある、台湾南部・高雄市美濃区の食べ物を歌にし、台湾音楽界でも珍しい、食べ物をテーマとするアルバム『野蓮出庄』をリリースしました。

生祥楽隊は、台湾の二番目に大きいエスニックグループ客家人出身の男性シンガーソングライター、林生祥と、バンドの作詞と朗読担当、鍾永豊の二人を中心としたバンドです。

二人とも、客家人が多く暮らしているエリア、高雄市美濃区の出身です。このアルバム『野蓮出庄』では、ボーカルの林生祥が、客家人の言葉、客家語で、小さい頃から深く馴染みを持っている食材と、それに対する思い出、その食材に関する文化、産業の現状などを紹介しています。まさに食材の辞書のように感じられる、面白いアルバムです。

※3月15日にご紹介した曲:
1.「豆腐牯」(豆腐屋の男)

昔の高雄市美濃区の市場は品揃えが少ないため、外からやってくる移動販売に頼って入手する物がかなり多かったです。そのうちの一つは、豆腐です。昔の子どもたちにとって、何も変わらない日常生活に少しの変化と、美味しい食べ物をもたらす豆腐屋の呼び込みの声を聞くことは、何よりも嬉しいことだったそうです。

2.「樹豆」(キマメ)
「キマメ」は、えんどう豆のような形をした豆類の植物です。成長スピードが早く、特に世話をする必要もない植物なので、商品として販売する価値はかなり低いそうです。昔、自由に使えるお金のあまりない、台湾の二番目の大きいエスニックグループ、客家人の女性たちは、しょっちゅうお小遣いを稼ぐために、キマメを市場で売ろうとしてます。

3.「對面烏」(イヌヂシャの実)
イヌヂシャの実は、台湾ではよく魚の姿蒸しや野菜炒めと一緒に調理されます。客家風の調理方法では、イヌヂシャの実を漬物にして、そのままご飯のお供にしたり、卵や、豚のひき肉、砂糖などを加えて炒めたりします。長く漬けられたイヌヂシャの実は、苦味、渋み、そして強烈な匂いがあります。大人になって、久しぶりにイヌヂシャの実を食べたら、初めてその奥深さを知ることができます。

4.「芋仔粄」(芋の蒸し餅)
高雄市美濃区の伝統では、毎年の旧暦7月15日、日本のお盆に相当する「中元節(中元祭り)」のときに、芋の蒸し餅は、あの世からこの世へやってきた先祖と無縁仏の霊に供えるものとして欠かせないものです。中元祭りのときに作られた芋の蒸し餅は、大体普段より大きくて厚く作られます。これは、中元祭りに帰省した子どもたちに餅を分けて、持って帰らせたいからです。

5.「野蓮出庄」(野蓮=タイワンガガブタ)
高雄市美濃区は台湾最大のタイワンガガブタの産地です。
「タイワンガガブタ」は、春夏秋冬を問わず、どの季節でも収穫できるところから、農民たちの「植物の中の石油」と呼ばれています。水の中で成長するため、その栽培から、収穫、洗うことまで、農民は長時間水に浸かり、作業する必要があります。かなり大変な仕事ですので、タイワンガガブタ産業は、長年人手不足の問題に直面しています。
そこで、農民たちが取った苦肉の策は、東南アジアから台湾に嫁いできた娘を訪問する、東南アジアの人に協力をお願いすることです。ところで、これは違法行為です。タイワンガガブタの農家は就労ビサの持っていない外国人を雇用したことで、台湾元百万元もの罰金を科されます。収穫を手伝った本人も、母国へ強制送還されます。法律には違反したくない。しかし、こうしないと人手が足りない。これは、美濃のタイワンガガブタの農家が直面している苦境です。

(編集:曾輿婷/王淑卿)

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台湾は、安くて美味しいグルメで知られています。台湾では、漢民族、先住民族、海外からの新住民など、様々な民族の人たちが暮らしているため、多様な食文化を誇っています。どの食べ物にも、それぞれの物語があります。

台湾のバンド、生祥楽隊(Sheng Xiang & Band/生祥バンド)は、去年の年末、彼らと深いゆかりのある、台湾南部・高雄市美濃区の食べ物を歌にし、台湾音楽界でも珍しい、食べ物をテーマとするアルバム『野蓮出庄』をリリースしました。

生祥楽隊は、台湾の二番目に大きいエスニックグループ客家人出身の男性シンガーソングライター、林生祥と、バンドの作詞と朗読担当、鍾永豊の二人を中心としたバンドです。

二人とも、客家人が多く暮らしているエリア、高雄市美濃区の出身です。このアルバム『野蓮出庄』では、ボーカルの林生祥が、客家人の言葉、客家語で、小さい頃から深く馴染みを持っている食材と、それに対する思い出、その食材に関する文化、産業の現状などを紹介しています。まさに食材の辞書のように感じられる、面白いアルバムです。

※3月15日にご紹介した曲:
1.「豆腐牯」(豆腐屋の男)

昔の高雄市美濃区の市場は品揃えが少ないため、外からやってくる移動販売に頼って入手する物がかなり多かったです。そのうちの一つは、豆腐です。昔の子どもたちにとって、何も変わらない日常生活に少しの変化と、美味しい食べ物をもたらす豆腐屋の呼び込みの声を聞くことは、何よりも嬉しいことだったそうです。

2.「樹豆」(キマメ)
「キマメ」は、えんどう豆のような形をした豆類の植物です。成長スピードが早く、特に世話をする必要もない植物なので、商品として販売する価値はかなり低いそうです。昔、自由に使えるお金のあまりない、台湾の二番目の大きいエスニックグループ、客家人の女性たちは、しょっちゅうお小遣いを稼ぐために、キマメを市場で売ろうとしてます。

3.「對面烏」(イヌヂシャの実)
イヌヂシャの実は、台湾ではよく魚の姿蒸しや野菜炒めと一緒に調理されます。客家風の調理方法では、イヌヂシャの実を漬物にして、そのままご飯のお供にしたり、卵や、豚のひき肉、砂糖などを加えて炒めたりします。長く漬けられたイヌヂシャの実は、苦味、渋み、そして強烈な匂いがあります。大人になって、久しぶりにイヌヂシャの実を食べたら、初めてその奥深さを知ることができます。

4.「芋仔粄」(芋の蒸し餅)
高雄市美濃区の伝統では、毎年の旧暦7月15日、日本のお盆に相当する「中元節(中元祭り)」のときに、芋の蒸し餅は、あの世からこの世へやってきた先祖と無縁仏の霊に供えるものとして欠かせないものです。中元祭りのときに作られた芋の蒸し餅は、大体普段より大きくて厚く作られます。これは、中元祭りに帰省した子どもたちに餅を分けて、持って帰らせたいからです。

5.「野蓮出庄」(野蓮=タイワンガガブタ)
高雄市美濃区は台湾最大のタイワンガガブタの産地です。
「タイワンガガブタ」は、春夏秋冬を問わず、どの季節でも収穫できるところから、農民たちの「植物の中の石油」と呼ばれています。水の中で成長するため、その栽培から、収穫、洗うことまで、農民は長時間水に浸かり、作業する必要があります。かなり大変な仕事ですので、タイワンガガブタ産業は、長年人手不足の問題に直面しています。
そこで、農民たちが取った苦肉の策は、東南アジアから台湾に嫁いできた娘を訪問する、東南アジアの人に協力をお願いすることです。ところで、これは違法行為です。タイワンガガブタの農家は就労ビサの持っていない外国人を雇用したことで、台湾元百万元もの罰金を科されます。収穫を手伝った本人も、母国へ強制送還されます。法律には違反したくない。しかし、こうしないと人手が足りない。これは、美濃のタイワンガガブタの農家が直面している苦境です。

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